5つのお約束

こんにちは。
土竜です。

ポッドキャストの配信で本の朗読部分に関してのお知らせです。

個人の趣味として「本の紹介」をしたいと思ったとき著作権のことを調べました。
そして 色々自分なりに考え、企画書を作成し、出版社に送りました。

そして
・営利目的ではないこと。
・作品名、作家名、出版社名、金額、発売年月、出版社のURLを明記すること。
・全編を朗読するものではなく、導入部分のみの朗読であること。
・ネタバレなどないよう、細心の注意をはらうこと。
・配信前に作品名、作者名をその都度 著作権者さまに連絡し許可を得ること。

以上5つのことを著作権者様にお約束して許可をいただいております。

私が面白いと感じた本を ひとりでも同じように面白いと思っていただければ
とても嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。


2010' 4  追記

2月にボイスブログを始めてから7社の出版社に許可を申請しました。

そして今 現在
3社からお断りされ、1社は無視、もう1社は「許可していただけるでしょうか?」
という文面に対して「許可が必要です。」という回答でした。

そして、お断りされた3社中 理由を説明してくださったのは1社だけでした。


でも、それも仕方がないことかもしれません。
今の現状は私のような素人でさえポチッとすればボイスブログなんかが
できてしまうんですから。

もちろん、ちゃんと時間をかけて私の話を聴いて下さり、担当編集者の方が窓口に
なって作家さまに許可を取ってくださった出版社も2社あります。
講談社 東京創元社の方々には本当に感謝しています。

私にとって幸運だったのは初めて許可を申請したのがこの2社の出版社で
このときの「感謝の気持ち」があるからこそ 他の出版社の対応も理解しなくては
という気持ちでいることができました。


私がボイスブログを始める前に「著作権」について私なりに勉強し、そしてまとめた
のが「5つのお約束」です。
ですから私がしている形態は著作権を侵害しているとは思っていません。

じゃあ なぜ 「許可をいただく」 ということにこだわっているのか?

それは作家さまにとって「作品」は自分の生んだ大切なものだから。
朗読というのは朗読する側が解釈をして伝えるものです。
ですから自分の作品を「どこのどいつだかわからないヤツ」に朗読されるのは
いやだと思われる作家さんもいらっしゃるかもしれない。

偉そうなことを書きましたが、要するに私が作家さまと読者の間に割り込む、
ということを許していただきたいだけなのかもしれません。


このページは興味を持っていただいた方だけが目にするところですので
つい自分の気持ちを整理するために長々と書いてしまいました。


2010'  5        追記

また追記です。

4月に初めて作家さんに直接 朗読の許可を申し込みました。
直接といっても、ご自分で事務所を開設されていたので
事務所に問い合わせました。
後日 「出版社との契約の都合上許可することはできません。」
という回答をいただきました。

出版社のHPに「立ち読み」とか「試し読み」とかいうコーナーが
あるのはご存知でしょうか?

作品の最初の導入部分がHPから誰でも読めるように公開されています。
もちろんすべての作品ではありませんが。
わたしの「5つのお約束」は、その公開されている部分の量を参考にしています。

そして、作家さんに申請した作品は「試し読み」として公開されていました。
もちろん作家さんには、その公開されている部分のみの朗読をお約束しました。

でも 「出版社との契約の都合上」だめでした。

作家さんは自分の作品でも、自分の考えで判断することが許されないのでしょうか?
出版社は 「このくらいの量なら公開しても大丈夫」 という判断をしているのに
作家さんはしてはいけない、という契約なのでしょうか?
自分の作品は出版社に渡してしまったら、もう自分のものではないのですね。


私の自分勝手な言い分でしょうか。
おかしいと思うのは変でしょうか?

また長々と愚痴ってしまいました。
まあ、いいか。誰も見てないし。


またまた 追記

4月に開き直って 直接作家さんにお手紙を書きました。
すると、その作家さんの担当編集者の方からはがきでお返事をいただきました。
「○○さんも了解して下さいましたので」 と許可をいただけました。

はい、嬉しいです。
ですが、この作品の出版社にはとても遠回りにお断りされたんです。
あまりに遠回りだったので断られたのかどうかもわかりませんでした。
ですから作家さんに直接お手紙を書きました。

なんだか・・・。

これからは直接作家さんにお手紙を書いて、お願いしてみようと思います。

出版社に断られてから 
「出版社には断られたんですが、許可していただけますか?」
とは 言えませんからね。

すみません。


ご意見をいただきました。
お返事をいただいた「はがき」は、お手紙に同封しました。
「だめ」の一言でもお返事をいただきたい、という気持ちを伝えるために。
もちろん メールアドレス、連絡先も明記しました。

ご心配、そしてご意見 ありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。


2012 7

久しぶりにこちらに書いてみようかなと思いまして。

2010年に始めたさとる文庫。
容量がいっぱいになって さとる文庫2号館をオープンいたしました。
これもいままでたくさんの方に協力していただいたおかげです。
ありがとうございます。

たくさんの創作ブロガーさんにお世話になり、最近では愚痴ることも
なくなりました。(笑)

上記の追記のその後。
あるんですよ。あるんですけどね。愚痴ではありません。
なぜかというと「朗読の許可のお願い」にちゃんとお返事をいただいたんです。
数名の作家さん ご本人に。

ですが・・・。
結果から言いますと「出版社に聞いてください。」でした。

作家さんご本人では判断できない。
判断してはいけない。
なぜなら そういう契約だから。

判で押したように同じ答えでした。
作家さんにとって自分の作品とはなんなんだろうと考えずには
いられませんでした。


それからいろいろ考えて、今のさとる文庫の形ができました。
ひとつ、これはしないでおこうと決めたことがあります。

本気で作家を目指していらっしゃる方
作品を出版したいとがんばっていらっしゃる方
とにかく最終的に出版社とお仕事をしようとしてらっしゃる方

こういう方の中には作品をブログで公開されている方もたくさん
いらっしゃいます。
その方たちには朗読の許可をお願いしてはいけないと思いました。
どんな形で 今 私がしていることが迷惑になるかわかりません。

考えすぎかもしれませんが、本当にわからないんです。
ですからそういう方の作品はこっそり読んで楽しませていただきます。

う~ん。やっぱり愚痴?になっちゃいました。
すみません。


2012 7 反省を込めて

いつもここでいろいろ偉そうに文句、愚痴を書いていますが、今回とても
反省したことがありました。
それは原作を読み替えるということをお願いしたことです。

ずっと作品を作者さんと同じように大事にしたいと言っておきながら
私は失礼なことをお願いしました。

「耳から音だけが入ってくる」
だから聞いてくださる方にわかりやすい言葉で・・・。
そんな自分勝手な思いでした。

恐ろしいことにそれがどんなに自分勝手なお願いかも
わからなくなっていました。

文章には作者さんが意図するリズムと想いが込められているのだと
思い知りました。

実は今までにも漢字の読み間違いもありました。
配信してから作者さんから指摘を受けたことも何度もあります。
本当に恥ずかしいのはもちろんですが、申し訳ないと思いました。

いつもお世話になっている創作ブロガーさんたちは本当に優しく
「別にいいよ。」と言ってくださって、それに私がどんなに甘えていたか
今回 本当に反省いたしました。

申し訳ありませんでした。
これから もっと気持ちを引き締めていきます。
どうかこれからも勉強させてください。
よろしくお願いいたします。

コメント

今晩は!
矢菱虎犇です。何度かコメントをいただきながら、コメントに返事を書くくらいしかしていませんでした。
もぐらさんの朗読のページやこちらを拝見させていただきました。
僕はヴァッキーノさんとたまたま2年前に文章塾というブログ(現在お休み中)で知り合って、それをきっかけにショートを書き始めました。それまで書きたいなぁとは思っても、文章に実際することなく、白髪の混じる年になっていたんです。
僕の書く、エンタテイメント型オチでなんぼの文章なんて、文学を愛する方にはコントに過ぎないと思いつつ、自分の好きな文章を書き綴ることが楽しく、それにコメントいただけるのが幸せな毎日です。
僕は、ブログの頭に文章に添えるカットみたいなカタチで画像を付けています。この画像、見てのとおり画像検索で拾ってきたものを少し加工したものに過ぎません。厳密には著作権違反ですよね。
つまり、僕は著作権意識は低いほうなんです。
ただ文章のほうは、自分の書いた文章は人の文章そのままはやっていません。パロディやシャレでパクって遊んだり、コラボしたりしたこともありますけど。
幸せなことに、ばか言わシアターというネットラジオで朗読していただいたり、もぐらさんに気に入っていただいたりと、思いがけず自分の書いた文章を読んでいただく機会が生まれてきました。
本当に嬉しく思っています。
もちろん、僕の書いた文章のすべて、現時点で、著作権を主張して朗読等に制限をかけるつもりは毛頭ありません。
どうぞ気に入ったものを読んでやってください。
不肖の子供たちに生命を吹き込んでやってくださいませ。

ただひとつだけ。僕は将来的に自費出版かなにかのカタチで書いたものをまとめたいと思っているんです。そのときに何らかの制限がかかりそうになったら、そのときは僕自身が責任もって(朗読が生きる方向で)対応したいと思います。
どうぞどうぞ、よろしくお願いします。

もぐらさんの声の演出で、僕の拙い文章が輝くのを楽しみにしています!まどろっこしいところやへんなところはいじってやっても、全然かまいませんよ!

投稿: 矢菱虎犇 | 2010年7月24日 (土) 03時58分

<矢菱さん>
ご訪問ありがとうございます。
ここにコメントをくださってありがとうございます。
このページは 恥ずかしながら出版社の方のあまりの対応に
たまりかねて 私の心を落ち着かせるために書きなぐって
いる場所です。
こうして書いていると 自分の言いたい事、どこに腹が立っているのか ということなどが はっきり見えてきます。

私はどの作品も 作品を生んだ方と同じように大切にしたいと思っています。
だからこそ 「朗読してもいいですよ。」と言われたい。
偉そうなこと言ってますが それだけなんです。

矢菱さんの気持ちを書いてくださってありがとうございます。
そして 許可していただきありがとうございます。
将来 矢菱さんの作品集の唯一の汚点にならぬよう一生懸命
やらせていただきます。

ありがとうございます。


投稿: もぐら | 2010年7月24日 (土) 18時58分

この記事を読み、もぐらさんが非常に、まじめに真摯に、朗読ブログを運営されていることが、良くわかります。感服しました。
私など、モノ書きを趣味としながら、著作権方面はとんと暗くて恥ずかしいです。
著作権といえば、私のブログにブックマークしている堀晃さんは著作権に関して大変苦労された方です。裁判になりました。堀さんのホームページで、その裁判の記録を読むことができます。ご興味が有るのならのぞかれるといいですよ。
そうですか、東京創元社は対応が良かったですか。東京創元社には友人が編集におりまして、SFの編集をやっている小浜徹也さんです。こんど小浜さんにあったら賞賛しておきます。

投稿: 雫石鉄也 | 2010年12月25日 (土) 18時03分

<雫石鉄也さん>
こちらにまでコメントいただき ありがとうございます。
愚痴ってばかりのページでお恥ずかしいです。
裁判にまでなられたのですか。
ぜひ訪問させていただきます。
今までいろいろと勉強してきて思ったことは「著作権」とは
何を守るためのものなのか?
大きな出版社の利益?
誰を守るものなのか?
本当に作家さんは守られてるの?
これから先の未来はどうなるんだろう。
そういう不安はきっと作家さんたちが一番感じていることだろうと思います。
東京創元社にご友人がいらっしゃるのですか。
東京創元社の伊藤詩穂子さんという女性の編集者の方にお世話になりました。
私の考え、思いをとても真剣に聞いてくださいました。
初めにこういう方にお話を聞いていただけたから、今 続けていられるんだと思います。
たくさんの方に感謝しています。
ありがとうございます。

投稿: もぐら | 2010年12月25日 (土) 18時50分

はじめまして。「猫又屋」の久遠です。
コメントをいただいておきながら、お返事していなくて申し訳ありませんでした。
こちらでいいのか判断に迷いましたが、とりあえずお返事をと思い、書き込ませていただきます。
不適切でしたら、読後削除をお願いいたします。

朗読のお申し出ありがとうございました。
正直、書きなぐりに近い文章だと自分で思っているもので、とても驚きました。
そういう風に展開していきたいと思っていただいたことについては、とても嬉しかったです。
ありがとうございます。

しかし、自分の中で自分の文章のクオリティがそれに耐えられるとは思えないことと、現在、自分の私生活的に余裕がなく、他の方とのコラボは(絵にしろ声にしろ)お断りさせていただいているので、今回は見送らせていただきたいと思います。
申し訳ありません。

ただ、朗読というか、声で表現するというジャンルについてはとても興味をそそられていることも事実ですので、もしいつかご縁がありましたらよろしくお願いします。

乱文失礼致しました。

投稿: 久遠 | 2011年10月17日 (月) 15時28分

<久遠さん>
お越しくださってありがとうございます。
こちらこそ何度もコメントしてしまいすみませんでした。

私は久遠さんの作品 好きですよ。
短くても作品の空気がふわーと広がって景色が浮かびます。
続きが読みたい、と思います。

久遠さんのお気持ちはわかりました。
お返事いただきありがとうございます。

でも朗読させていただくいただかないは別として、これからも
久遠さんの作品を楽しみにしております。
そしてもしお気持ちが変われば朗読のチャンスをくださいね。
よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

投稿: もぐら | 2011年10月17日 (月) 17時12分

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